2008-05-19
■ボットに人格はあるのか?
実はこの議論には興味があって、口出ししたかったんだけど、荒れそうなのでやめておいた。昔からある問題であるんだけどね。
自分の代わりに他人とチャット--ネット上の分身を創造するソフト登場
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20346370,00.htm
MyCyberTwinサービスを購入すると、「知的で思いやりがある」、「生意気で現実的」などといた5つの基本的な人格の中から1つを選択し、自分の代わりにその人格に友人や他人とチャットをさせることができる。さらにサービスの購入者は、「成功は、あなたにとって意欲を駆り立てる要因ですか?」などといった一連の心理的な質問に回答していくことで、仮想人格をさらにカスタマイズし、チャットボットにより複雑性を持たせることができる。
オレドコは、「知的で思いやりがある」ボット君を希望します。
チューリング・テスト
チューリング・テスト (Turing test) とは、アラン・チューリングによって考案された、ある機械が知的かどうか(人工知能であるかどうか)を判定するためのテスト。チューリングテストを機械が意識しているか、機械が理解しているかの基準とする考えもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD
強いAI(Strong AI)とは、人工知能が人間の意識に相当するものを持ちうるとする考え方である。強いAIと弱いAI(逆の立場)の論争はまだAI哲学者の間でホットな話題である。これは精神哲学と心身問題の哲学を巻き込む。特筆すべき事例として、ロジャー・ペンローズの著書『皇帝の新しい心』と、ジョン・サールの「中国語の部屋」という思考実験は、真の意識が形式論理システムによって実現できないと主張する。一方ダグラス・ホフスタッターの著書『ゲーデル、エッシャー、バッハ』やダニエル・デネットの著書『解明される意識』では、機能主義に好意的な主張を展開している。多くの強力なAI支持者は、人工意識は人工知能の長期の努力目標と考えている。
また、「何が実現されれば人工知能が作られたといえるのか」という基準から逆算することによって、「知能とはそもそも何か」といった命題も立てられている。これは、人間を基準として世の中を認識する、人間の可能性と限界を検証するという哲学的意味をも併せ持つ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B
中国語の部屋(ちゅうごくごのへや , Chinese Room)とは、哲学者であるジョン・サールが考案した思考実験。中国語を理解できない人を小部屋に閉じ込めておいて、マニュアルに従った作業させるというもの(詳細後述)。ただしこれは思考実験なので、実際にそのような事をするわけではない。頭の中でこうした情景を想像してみて、後でそれについて議論するだけである。チューリング・テストを発展させた思考実験で、意識の問題を考えるのに使われる。
日ごろ、「人格」と当たり前のように使ってる用語ですが、実は定義が難しいというか現実問題できないという問題にぶつかろうかと思う。定義できないものを否定できないから、人格否定ではないとかいうのは、機知にとんだ持ち主ではない。人格というものは概念的で定義しにくいからこそ、それぞれの人格というものはすばらしいものだとも考えることができる。ここで矛盾がまた発生する。悪意のある人格も認めないと、それは人格を批判することになりこれまた人格批判に発展してしまうのである。この点がやはり難しい問題だと思う。悪意のある人格を認めてあげれるような心をもった人間なんかそうそういないと思うからだ。どちらかというとボット君の方が悪意ある人格も認めてくれるから、ボット君の方が実はすばらしい人格を備えているとも考えることができる。
人格批判されたかなと思ったときは、それは人格にあたるのかどうかというところから吟味したほうが良いのかも知れない。できたら、人格批判じゃないといいですね。
「私」は、ネット人格という手動ボット君として「オレドコ」「オレドコ犬君」「ドラネコ君」を作ってこの問題に対処しようと思いましたが、今のところ失敗です。手動でやっているため、完全に現実の人格と切り離すことができないから当然なのですが、それでもやってみましたが、失敗でした。
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