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■アグリ事業
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当社は、創業以来130年にわたり、ビール・発泡酒の原料となるホップや大麦の品種開発を行っています。ここで得られた研究成果を新たなビジネスとして育成すべく、産地や栽培技術の開発、市場開拓などに取り組んでいるのがアグリ事業です。
中国新疆ウィグル自治区では、高品質なビール・発泡酒原料の安定供給を目的とした、アロマホップの無農薬栽培に成功し、国内外から注目されています。特に当社が出資する現地合弁会社の出荷量は、中国全体のホップ生産量の20%を占め、シェアNo.1を誇ります。
また、ビール原料の研究開発で培ったバイオ技術を駆使し、コチョウランやシンビジュームのクローン苗を生産しており、国内外合わせて160万本以上という出荷量を誇っています。
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■プラントエンジニアリング事業
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独自の高い技術でプラントエンジニアリング業務を拡充
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ビール製造技術で培った、流体ハンドリング・サニタリー技術・パッケージング技術を活かしたプラントエンジニアリング業務を、国内の焼酎、清酒、ワイン、飲料業界および国内外のビールメーカーに展開し、納入実績を残しています。
プラント設備だけでなく、建築、ユーティリティー、システム設計などあらゆる場面で食品製造現場で培ったノウハウを活かし、食の安全・安心を提供することにより、お客様の要望にお応えしています。
また当事業部門では、品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得し、設計から施工まで、より質の高いエンジニアリングサービスの提供を継続できる体制を整えています。
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■食品事業
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食品事業では、ビール原料でもある大麦やホップ、ビール酵母の健康価値に注目し、お客様の健康で楽しい生活に貢献できる付加価値の高い商品を提供しています。現在、水溶性食物繊維の豊富な大麦品種を国内独占で供給したり、ビール酵母から抽出した酵母エキス、ならびに化粧品用酵母エキス『ラビューレ』、アレルギー予防に効果があるホップ水抽出物などを販売しています。
これらの商品は、創業以来の、大麦の育種開発技術や原料分析技術、さらには協働契約栽培による安全・安心の担保など、当社ならではの強みを活かしたものです。また、大麦の健康価値を広くお客様にお知らせするため、「大麦食品推進協議会」を通じた広報活動も行っています。
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■物流事業
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当社の物流事業は、サッポロ流通システム（株）が担っています。同社は、2006年に国土交通省が地球温暖化防止対策として薦める「エコレールマーク」の取得に積極的に参画するとともに、鉄道貨物輸送の利用率向上を図っています。また、「グリーン経営」認証を取得し、環境対策および環境貢献にこれまで以上に重点を置き、取組を進めています。
今後も、物流品質の向上はもとより、輸送車両の大型化や配送の大口化、全国各地での酒類メーカー同士の共同配送化をさらに進めることで、物流部門でのCO2排出削減や環境負荷低減を図っていきます。
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