スクープ 母の古希祝う写真展をプロデュース
皇室をなお支える黒田清子さんのちから
2008年5月9日(金)0時0分配信 AERA
掲載: AERA 2008年5月12日号
-PR-
皇女から「黒田清子さん」になって約2年半。
スーパーでの買い物、クルマの運転と、
庶民生活にすっかりなじんだようだ。
皇居への行き来もときおり伝えられるが、
清子さんにはいま、母美智子さまのために
使命感をもった“任務”があるのだという。
美智子さまの誕生日は10月20日。現在、73歳である。古希を迎えたのは、長女・黒田清子さんの婚約が内定した2004年で、3年以上前のことになる。だが、今年になって、そのお祝いのイベントが清子さんの心遣いによって開かれるようだ。
イベントの内容は後述するが、結婚後の清子さんには、お気に入りの商店街があるという。現在は都内の文教地区にあるマンションの住人。だが、05年11月15日に東京都職員の黒田慶樹さんと結婚してしばらく、仮住まいにしていた賃貸マンションからほど近い場所にある庶民的なたたずまいの商店街には、いまのマンションに移ってからも足繁く通っているようだ。
「ぱっとすれ違っただけでは黒田さんとはわからないほどいつも質素な装いです。賃貸のマンションに越してきたころは、チャーリーズ・エンジェルかと思うようなすらりとした美人3人組の女性警察官が警護していて、黒田さんのほうが目立たなかったくらいでした」
とマンションで何度もすれ違った女性は話す。
清子さんが商店街に訪れるのは月に何度か。決まって午前中の早い時間帯なのは、まだ人通りが少なく、比較的目立たないようにという配慮からだ。
とはいえ、注目の人である。清子さんの買い物情報は瞬く間に商店街中に広がり、その日の「献立予想」が流れるという。
「いまのマンションに移ってしばらくたったころでしょうか。買い物中、ちょっとしたハプニングがあったようなんです」
とは清子さんに近い人物だ。
野菜取り換え“事件”
清子さんはいつものように、商店街の中にあるスーパーに開店してすぐに入店した。腕に買い物かごを提げ、商品を選びながら店内を回り、レジに向かおうとしたそのとき、近づいたスーパーの店員がかごの中の野菜を瞬時に取り換えた。
「ダイコンかネギだったようです。スーパーが開店してすぐだったため、黒田さんがかごに入れたものが前の日に残っていた品だったらしくて、それでは申し訳ないと、お店の人がその日の朝に入荷した商品に取り換えたというのが真相のようです」
このエピソードは母の美智子さまにもさっそく伝わり、庶民にとけ込んだ清子さんの暮らしぶりに目を細めていたそうだ。
結婚と同時期に運転免許を取った清子さんは、
「ハンドルと顔が近く、ややぎこちない運転」(宮内庁関係者)
それでも、ご自身の運転で皇居にもたびたび訪れているようだ。しかも、このところはけっこう頻繁で、主婦業だけではない忙しさともいえるという。
- AERA
- 最新号
- AERAのホームページ