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	和歌山大学の中国人留学生殺害被疑で２３歳の男逮捕
	えん罪被害を体験者が訴える集会
	焼き芋の屋台を偽装して覚せい剤を販売
	明石海峡事故で漁師ら１５００人が決起集会
	棚田百選で田植え作業
	吉川友梨さん失踪から５年　情報求めてビラ配り
	舞鶴女子高生殺人「迷子になった」と知人に連絡
	「一画二驚」　光で表情変える切り絵展

最終更新日時：2008年5月18日 18:48

和歌山大学の中国人留学生殺害被疑で２３歳の男逮捕

石さんと犯人は初対面だった

中国人留学生の男性が大阪市東成区の自宅で死んでいるのが見つかった事件で、大阪府警はきょう、男性と飲食店でトラブルになっていた男を、殺人の疑いで逮捕しました。この事件はことし３月、東成区東中本１丁目のマンションの一室で、和歌山大学の大学院生・石小寧さん（２６）が、死亡しているのが見つかったものです。石さんの頭には殴られたような痕があり警察で調べていましたが、遺体発見から１１日前に石さんと飲食店でトラブルになっていた住所不定の自動車販売業、大須賀隆容疑者（２３）を殺人の疑いで逮捕しました。調べによりますと大須賀容疑者は大阪市中央区島之内の飲食店で石さんの頭をシャンパンのビンで殴り、殺害した疑いがもたれています。大須賀容疑者は石さんと初対面で、「女の友達に声をかけたりしたので腹が立ってやった」と話しているものの、殺意については否認しています。

( 2008/05/18 18:45 更新)

えん罪被害を体験者が訴える集会

えん罪の被害者自身が体験を語る

各地でえん罪事件が問題となる中、実際にその被害に遭った人たちが体験を語る集会が大阪で開かれました。この集会は、「えん罪は誰にでも起こり得る事だ」と広く伝えようと、人権団体が開いたもので、無罪を勝ち取った元被告人や、現在、裁判で無罪を主張して活動する人らが捜査の不当性を訴えました。このうち、大阪地方裁判所長襲撃事件で罪に問われ、今月、無罪が確定した曺敦史さんは、自白を得ようとする警察官から強引な取調べを受けたといいます。曺さんは、「何を言うても信じてくれないし、黙秘すると、自分の頭の上にお尻を乗せられるという屈辱的な取調べも受けた」と話しました。また、鹿児島県の公職選挙法違反冤罪事件で、取調べの際に家族の書いた文字を踏まされた男性は、えん罪を無くす為には取調べを全て録画すべきだと訴えました。

( 2008/05/18 18:44 更新)

焼き芋の屋台を偽装して覚せい剤を販売

「焼き芋は売っていない屋台」と通報が

大阪市西成区で、焼き芋屋を装った屋台で覚せい剤を密売したとして、暴力団組員の男ら７人が逮捕されました。覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市西成区の暴力団組員・中西眞容疑者（４７）ら７人です。調べによりますと中西容疑者らは、西成区萩之茶屋２丁目の路上に屋台を出し、焼き芋屋を装って覚せい剤を密売した疑いがもたれています。屋台は小学校のすぐ横で２４時間営業していて、ことし２月に近所の住民から「焼き芋の屋台があるが、焼き芋を売っているのをみたことがない」との通報があり、警察が調べていました。１８日の捜索で覚せい剤１６２袋、あわせておよそ１５グラムが押収されていて、調べに対し中西容疑者は「何も言いたくない」と話していますが、ほかの６人は容疑を認めています。

( 2008/05/18 18:33 更新)

明石海峡事故で漁師ら１５００人が決起集会

対策を求めて船でデモ

明石海峡で今年３月に起きた船の衝突事故で、油流出の被害を受けた兵庫県内の漁業者らが、国の責任で被害回復のための対策をとるよう訴えました。神戸市の垂水港で１８日に開かれた集会には、県内の漁業者や国会議員などおよそ１５００人が集まりました。今年３月明石海峡で起きた船の衝突事故では沈没した貨物船から重油が流出し、海苔漁が中止に追い込まれるなど県全体でおよそ５２億円もの被害が出ました。漁業者らは国に対し、沈没船の引き上げなど油の流出を防ぐ抜本的な対策をとるとともに、海難事故の際に被害救済を行うための基金を創設するよう訴えました。林崎漁業協同組合の小松洋一理事「なんの補償も得ず、見通しもたたず、こんな状況で黙っていてもいいのでしょうか」と怒りの声を上げています。集会後、漁業者らは船でデモを行い事故現場付近で改めて対策を訴えました。

( 2008/05/18 18:28 更新)

棚田百選で田植え作業

好天の中、子供たちが田植を楽しむ

好天に恵まれた１７日、滋賀県高島市では、家族連れなど２６０人が田植え体験を楽しみました。高島市では、「日本の棚田百選」にも選ばれている美しい棚田を守っていこうと、都会の人でも米づくりを体験できる「オーナー制度」を取り入れています。オーナーは、年会費を払って田植えから稲刈りまで行ない、秋には自分たちで作った米を手にする事ができます。子どもたちは服が泥だらけになってもお構いなし。家族みんなでのどかな田園の一日を楽しんでいました。

( 2008/05/18 18:28 更新)

吉川友梨さん失踪から５年　情報求めてビラ配り

５年が経過し、友梨さんは１４歳に

大阪府熊取町で吉川友梨さんが行方不明になってから丸５年となるのを前に、地元自治会が街頭で情報提供を求めました。ビラ配りは行方不明になった熊取町の近くの大型スーパーの前で行われました。２００３年５月２０日、下校途中に行方不明となった吉川友梨さんは右の小鼻に１ミリほどのほくろがあります。現場近くでは赤い１５００ＣＣクラスの乗用車や黒っぽい２０００ＣＣ以上の乗用車が目撃されていますが事件解決には至っていません。「我々としても忘れられないように」とビラを配る自治会長は、一日も早く友梨さんが帰ることを願います。また大阪府警でも最高３百万円の公的懸賞金をかけ、事件に関わる情報を求めています。
情報提供は大阪府泉佐野警察０７２－４６４－１２３４まで。

( 2008/05/18 18:23 更新)

舞鶴女子高生殺人「迷子になった」と知人に連絡

誰かと待ち合わせをしていた可能性も

京都府舞鶴市で女子高生が殺害された事件で、事件当日、女子高生が知人の男性に「迷子になった」とメールや電話をしていたことが新たに分かりました。
京都府舞鶴市の高校一年生、小杉美穂さん(１５)は、今月７日の未明に殺害されたとみられています。美穂さんは、６日午後１１時５７分頃に自宅近くの工事現場を携帯電話のカメラで撮影、そのおよそ５０分後には友人の女性に電話で「薬局の前を一人で散歩している」と伝えていました。その後の調べで、その間にあたる午前０時３０分頃、美穂さんは知人男性に「迷子になった」とメールをしていたことが新たに分かりました。その１０分後には同じ男性に電話もかけましたが、男性は寝ていて気付かなかったということです。自宅のすぐ近くで美穂さんが迷子になるとは考えにくいことなどから、警察では美穂さんが誰かと待ち合わせをしたものの会えずにいた可能性があるとみて調べています。

( 2008/05/18 18:13 更新)

「一画二驚」　光で表情変える切り絵展

同じ構図だが光で表情が変化する切り絵

一枚の切り絵が光によって表情を変える、何とも不思議な「光の切り絵展」が、徳島県美馬市で開かれています。
「光の切り絵」は、切り絵作家・酒井敦美さんが手がけ、和紙や画用紙、フィルムを使った切り絵に発光ダイオードの光を当てることで、１枚の絵に２つの異なる表情が生まれます。会場には「船出」をテーマに、原画を含む２５点が展示されています。吉野川で船出を待つ月明りのかんどり舟に、朝日に飛び立つ鳥の姿が浮かび上がったり、大木で遊ぶ子供たちが怪獣に変化したりと、酒井さんの感情を素直に表現した作品ばかりです。１枚の絵から２度の驚きを得られる「光の切り絵展」は、脇町時代屋ギャラリーで来月１日まで開かれています。

( 2008/05/18 12:14 更新)

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