2008年5月18日 19時12分更新
開発途上国の子どもたちの現状やユニセフの支援について知ってもらおうという講演会が岡山市で開かれ、フィリピンの子どもたちの生活の現状などが報告されました。
この講演会は、日本ユニセフ協会岡山県支部が開いたもので、片岡雅子事務局長が去年11月に訪れたフィリピンの子どもたちの現状について報告しました。
この中で片岡事務局長は、家計を支えるために働いて学校に通えない子どもがいることから、ユニセフでは、募金を使って学校を建てるだけでなく、親に教育の重要性を伝えたり、給食を提供したりする活動を行っていると話しました。
また、首都マニラの郊外にあるゴミの山でリサイクルできるものを拾って生活している子どもが「将来は仕事をして親を助けたい」と話していたことを紹介し、「多くの子どもたちが教育を受けたくても受けられない状況にあり、私たちが出来ることを考えてほしい」と訴えました。