四川大地震、死者3万2千人超える
中国・四川省の大地震による死者は3万2000人を超えました。被災地では、強い余震と大雨の影響で二次災害の恐れが強まっています。 四川省では4千回を超える余震が続く中、18日未明、マグニチュード6.0の大きな余震がありました。 余震は、本震の震源地の東にある江油市で発生し、一部の地域で土砂崩れや家屋の倒壊などが起き、地元メディアによりますと、3人が死亡、1000人あまりがけがをしたということです。 今回の地震による死者は、これまでで3万2000人を超え、9500人あまりが瓦礫などの下敷きになったままです。青川県では、地震による土砂崩れでせき止められた川が一部、溢れ出し、住民3万人が避難しています。 国営新華社通信によりますと、山間部の被災地では湖のようになっているところが21か所あり、洪水などの危険性が高まっているということです。(19日02:30)
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