「息子取られてしまう」 郡山・嫁刺殺逮捕の義母

 福島県郡山市で主婦が夫の母に刺殺された事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された栗原和子容疑者(59)=福島市舘ノ内=が、郡山署の調べに対し「息子を取られてしまう」と動機を供述していることが17日、分かった。同署は容疑を殺人に切り替え、18日に送検する。

 調べでは、殺された栗原かおりさん(31)=郡山市久留米4丁目=は和子容疑者と折り合いが悪く、容疑者の長男で夫の淳一さん(32)と故郷の沖縄県で暮らす計画だった。和子容疑者は2人を離婚させようとしていたという。

 和子容疑者は16日、JR郡山駅前の100円ショップで柳刃包丁を購入。かおりさんの自宅アパートの階段付近で帰宅を待ち伏せしていたとみられる。

 調べに対し「殺すつもりで郡山に来た」と供述しているという。
 かおりさんの死因は、司法解剖の結果、失血死と判明。胸や腕、顔など9カ所を刺され、心臓に達する傷が致命的だった。
2008年05月17日土曜日

福島

社会



河北新報携帯サイト

QRコード

東北のニュースが携帯でも読める。楽天・東北のスポーツ情報も満載。

≫詳しくはこちら

http://jyoho.kahoku.co.jp/mb/