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9年ぶりに減 県内軽自動車新車販売2008年5月9日

県内の軽自動車の新車販売台数

 県軽自動車協会(中山義則会長)は2007年度の県内の軽自動車販売台数を8日までにまとめた。新車販売は前年度比6・4%減の2万3992台で、9年ぶりに前年を下回った。08年3月時点の軽自動車台数は44万3848台。県内の全車両保有台数(外国産車などを除く)に占める割合は2・3ポイント増の46・7%となり、過去最高を記録した。

 新車販売減少について同協会の登野原功専務理事は「06年度は各メーカーが計11種の新車を発表したが、07年度は3種だけだったために需要を引き出せなかった」と分析。一方、中古車を含めた軽自動車比率が最高になったことについては「原油価格の高騰や環境志向の高まりで、燃費や維持費が低い軽自動車の人気は高まっており、今後も売り上げは堅調に推移するだろう」とみている。
 メーカー別新車販売台数はダイハツが9551台(3・4%減)と最多で、次いでスズキの9015台(2・4%減)。軽自動車の県内販売シェアは両社で77・4%を占める。
 県軽自動車協会は同日午後、那覇市の沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザで08年度総会を開催。販売正常化や保管場所届け出の適正化などの事業計画を承認した。


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