起訴拘置停止中の被告が病院から逃亡
熊本県警に窃盗容疑で逮捕され、起訴拘置中だった住所不定、無職新井孝行被告(43)が、病気治療のため拘置停止になって入院した熊本市内の病院から逃亡したことが18日、分かった。県警は別の窃盗容疑で新井被告を全国に指名手配した。
県警によると、新井被告は11日夕、病室からいなくなった。拘置停止中は拘束や監視ができないため、警察官は病室から離れたフロア出入り口付近に待機していて、逃亡に気付かなかった。
新井被告は昨年12月、建造物侵入未遂の現行犯で逮捕され、ことしになって窃盗容疑で再逮捕。熊本地検が窃盗罪で起訴していた。
[2008年5月18日18時33分]
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