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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】(159)
結論から言うと、この人、〈国会議員としてふさわしくないことだけはたしか〉だ。『週刊文春』(5月22日号)「横峯良郎『新愛人』告発手記『不倫同棲(どうせい)』210日 さくらちゃんの『パジャマ』を着させられて…」。
今回の告発者は元六本木のホステス嬢(31)。細かいことはいちいち引用するのもバカバカしいから略すが、ひどいのは〈家族がゴルフの遠征(娘さくらの)で家を留守にしているのを良いことに〉〈都内の自宅マンションに私を呼び寄せることでした〉。
〈好きな人が奥さんと寝ているベッドで愛し合いたいと思う女性はいないと思います〉
当たり前だ!
横峯議員は『文春』記者の直撃に「全然知らない」と言って〈逃げるように立ち去った〉らしいが、その数分後、彼女に“脅迫メール”を送っていたという。
〈貸したお金返してくれ! いつ集金に行ったらいいかな(中略)マンションもわかってるから!〉
選挙準備のため民主党が取った全日空ホテルに彼女を住まわせたり、遊説中、各地のホテルで密会したり。こういうデタラメを民主党は黙認するのか。
今や創価学会を正面切って批判できるのは『週刊新潮』だけだ(理由は長くなるので略す)。
その『週刊新潮』(5月22日号)、矢野絢也元公明党委員長がついに創価学会を告訴したと報じている。「『矢野絢也』を窮鼠(きゅうそ)にした『創価学会』の脅迫と誹謗(ひぼう)中傷」。
もともとは平成5年から6年にかけて月刊誌『文芸春秋』に連載された矢野氏の回顧録がキッカケ。事件の詳細は『新潮』をお読みいただくとして、創価学会の矢野氏に対する誹謗中傷はこんな具合。
〈恩知らずほど守銭奴でケチだ。金、金、金。銭、銭、銭〉〈卑しい、醜い、骨の髄まで腐りきった、銭ゲバ野郎〉
とても宗教人とは思えない。(『WiLL』編集長)