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四川省北川県曲山鎮の中学校で中国側の救助隊員とともに活動する日本の国際緊急援助隊=18日〔共同〕

四川大地震、日本隊にもどかしさも・中国側、救出先指定に遅れ

 【青川(中国四川省)=尾崎実】日本政府の国際緊急援助隊による救助活動は17日午後、四川省青川県での作業を終え、西へ約80キロ先の北川県に向かった。日本からは第2陣の部隊が合流したが、同県での活動はまだ開始していない。関係者からは「中国側の意思統一が図れず、作業の効率に影響が出ている」との声が上がった。

 援助隊は17日午前8時半ごろ、最後に発見した2人の遺体を搬送し、青川県での任務を終えた。発生6日目に入り、被災者の生存率が極めて低くなっていることから、直ちに次の被災地を目指そうとしたが、中国側が救助先を指定したのは同11時半。出発は午後1時までずれ込んだ。(12:58)

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