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ぜひ「女性サポート・プラン」の実現を

公明新聞:2008年5月18日

「品格を持って生きる」が可能に
昭和女子大学 板東眞理子学長

 女性たちの人生が長くなり、社会で働くことが当たり前になる中で、現在の日本の法律や制度がうまく機能しなくなり、そのひずみが少子化や格差の深刻化という問題をもたらしています。

 このサポート・プランは「健康」「子育て」「仕事」について理想を掲げているだけでなく、「女性の健康パスポート」の発行、「女性健康研究ナショナルセンター」の設立、長い間懸案だった「保育に欠ける」条項の見直し、育児休業給付金の一括支給、短時間勤務への育児休業給付、「女性総合カウンセリング窓口」の設置などの具体的施策を打ち出しているのが大きな特色です。

 このプランを理想に終わらせることなく、ぜひ実現していただきたいと思いますし、私たち女性も社会を支えるためにこうした環境整備が必要なのだと声を大にし、男性にも応援していただきたいと思います。

 こうした施策が実現することが、女性たちが品格を持って生きることを可能にするに違いありません。

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