中国・四川大地震の発生から6日目を迎えた17日、がれきの下から相次いで63人が救助された。
国営・新華社によると、四川省什ホウでは、倒壊した化学工場の下から31歳の女性が124時間ぶりに助け出された。女性は意識があり、「ありがとう」と話したという。また、別の場所でもがれきの下からの救出が相次ぎ、四川省だけで少なくとも63人が助け出された。
一方で、犠牲者の数も増えている。中国政府によると、死者は2万8881人、負傷者は19万8347人に上っている。現地では17日も余震が続いていて、「ダムが決壊した」との不確かなうわさが広がるなど、被災者の不安が募っている。
★「什ホウ」の「ホウ」は方ヘンにおおざと
(05/18 09:26)