死者2万8881人、1万人以上が生き埋め
中国・四川省で起きた四川大地震による死者は約2万9000人に達する一方、依然、1万人以上が生き埋めになっているとみられている。
中国政府によると、今回の地震による死者は日本時間17日午後3時の段階で、16日から約6000人増えて2万8881人、ケガ人は19万8347人に上っている。日本に加えて、韓国やロシアなど外国の救援チームが生存者の捜索にあたっているが、四川省では1万600人以上が生き埋めになっているという。
一方、被災地近くにある複数のダムで亀裂が見つかったり、流れ込んだ大量の土砂で川がせき止められたりするなどして決壊する恐れが指摘されているため、数千人が避難を余儀なくされている。