たまの港フェスティバルは、海洋都市玉野を象徴する『海』、『港』、『船』をテーマに、玉野市や地元の商工団体などが開いています。宇野港には帆船の海王丸や護衛艦のやまゆきなど大型船が入港し、来場者に公開されました。このうち、帆船の海王丸では、乗組員が実際に帆を張る作業を披露し、来場者を魅了しました。また、子供たちを対象にしたボートの操縦体験や宇野港周辺のミニクルーズなど、海や船に親しめる催しも行われました。一方、イベント広場には、たくさんのテントが並び、各地の特産品などが販売されました。このほか、ステージでは2008年の玉野のPR大使、ほほえみマリン大使のお披露目や地元出身のタレントによる大食いショーなどが行われ、イベントに花を添えました。たまの港フェスティバルは18日(日)まで宇野港一帯で開かれます。
偲ぶ会には生前に親交のあった知人や友人らおよそ60人が駆けつけ、写真家として情熱を注いだ中村さんの業績を偲びました。中村さんは昭和8年に倉敷に生まれ、伝統的な景観が残る倉敷の街並みを写真に撮り続けてきました。写真家として高い評価を受ける一方で、倉敷市伝統的建造物群等保存審議会の会長を務めるなど、町並み保存にも尽力し、平成17年度には倉敷市文化章を受章しています。会では中村さんの妻・桂子さんが「主人はかけがえのない親友・知人に恵まれ、幸せだったと思います」と挨拶。親交のあった芸術家らが「郷土への熱い想いが我々に感銘を与えた」と中村さんの人柄や仕事ぶりを振り返りました。また会場ではKCTで放送された「くらしき百景」など、生前に撮影された映像も流され、在りし日の姿に訪れた人が追悼の思いを新たにしていました。
総社市長との懇談会は、去年、市長リコール運動を推進してきた「総社市を良くする会」が開いたものです。19人の市民が参加した懇談会では、就任から7ヵ月になる片岡聡一市長を迎え、平成20年度の当初予算の概要や政策方針について聞きました。片岡市長は、231億円の予算を道路などの整備をはじめ、高齢者や障害者、子育て支援のために大きく割いたと説明しました。このあと総社市を良くする会の井上博文代表が、百条委員会で審議された公共工事の入札問題など、出直し市長選挙の争点にもなった「公平な市政の実現」について片岡市長に進捗状況を質問。片岡市長は県下で最初に政治倫理条例を定めたことなどを報告しました。