UMK テレビ宮崎

きょうの県内は、晴天に恵まれました。

宮崎市の「こどものくに」では、フラワーフェスタを彩った花の即売が行われました。
今月１１日に閉幕した「フラワーフェスタ２００８」５８日の期間中、２１万４０００人が訪れました。
メイン会場となった「こどものくに」では、宮崎の春を彩った８０種８０万本の花の即売が行われ、朝から、大勢の家族連れや愛好家が訪れました。
訪れた人たちは、色とりどりの花が咲く花壇に直行し、１袋５００円の袋がいっぱいになるまで、お目当ての花を詰めていました。
花の即売は、あすも午前１０時から午後３時まで行われます。

「いじめ」問題にどう取り組むか、宮崎市では、息子をいじめで無くした母親を招いて、講演会が開かれました。

「子どもの権利条約」宮崎の会が開いたきょうの講演会には、およそ５０人が参加、２年前に中学生の息子をいじめでなくした、福岡県の森美加さんが「いじめの中で生きている子どもたち」と題して、講演しました。
「いじめ問題は、大人や教師ではなく、全て子どもが解決する問題だと思っている」と訴える森さんは、子どもたちに、「いじめ問題」と向き合って欲しいと、全国の小学校や中学校で講演活動を続けています。
森さんは、大人の役割について、「子どもたちが、いじめを加えて発散してしまう、そのきっかけの時に、大人がきちんと寄り添わないと、いじめを受ける子を守ることができない」と述べ、子どもがいじめと向き合うだけでなく、大人も「いじめの問題」を共有し合うことが大事だと訴えました。

ＪＲ・西都城駅の周辺を音楽で活性化しょうと、野外音楽会が開かれました。

この音楽会は、西都城駅周辺の商店街を中心に、１０人のグループが企画したもので、これから、年に４回ほど、音楽で盛り上げていきます。
初回のきょうは、鹿児島や都城で活動している喜界島出身の兄弟デュオ、「ｄｏｋｉｄｏｋｉ」が招かれました。
会場には、大勢の音楽フアンが訪れ、歌やギターに合わせて、手拍子をとっていました。
地元の商店街の人たちは、「元気をもらった気がします。
これを機会に頑張ります」と話していました。

南郷町では、小学生がサツマイモの植え付けを体験しました。

体験学習をしたのは、南郷町の「くろしお体験隊」の小学生です。
最初に、日南農林高校の先生の話を聞き、サツマイモは根が太ったもので、イモになる根と水や栄養分を吸収する根があることを勉強しました。
そして、マルチ栽培のイモ植えに挑戦です。
畝にかぶせたビニールに穴を開けた後、イモの苗を差し込むように穴に植えていきます。
土にかぶせたビニールを不思議に思っていた子供たちは、水分を保ち、雑草を防ぐマルチ栽培の利点を現場で学習していました。
きょう植えたサツマイモは、１０月に、みんなで収穫します。

都城工業高校の生徒が製作した、ロボットやマイコンカーなどの作品展が、都城市で開かれています。

「ものづくり作品展」と題したこの展示会は、授業の成果を知ってもらおうと、４年前から行われています。
会場には、建築科が作った木造の橋や家の模型、化学科のガラス工芸品などが並んでいます。
中でも、ひときわ目立つのは、機械科の生徒が、自分達の技術を駆使して作ったエコデンカー、いかに少ない燃料で走れるかを追究した省エネカーです。
会場を訪れた人たちは、高校生の技術の高さに感心した様子でした。
この作品展は、あすまで開かれ、ロボットの操作やエコデンカーの乗車なども行われます。

現代アートと音楽のコラボレーション、宮崎市でユニークなイベントが開かれました。

これは、宮崎在住で、才能のあるアーティストやミュージシャンを発掘しようと、初めて開かれたものです。
現代アートが飾られた会場では、ライブ演奏が流れる中、リズムに合わせて絵を描いていきました。
このイベントは、あすも開かれます。

きょう未明、宮崎市で、赤の点滅信号で一時停止せず、パトカーの停止命令を無視、逃走中に、自損事故を起こした男が逮捕されました。

男は無免許運転でした。
逮捕されたのは、宮崎市恒久の無職、松下智治容疑者、２５歳です。
警察の調べによりますと、松下容疑者は、きょう午前１時前、宮崎市源藤町の交差点で、赤の点滅信号を一時停止せずに車で通過、パトカーが停止を求めましたが、逃走しました。
そして、約２キロ離れた場所で、電柱に衝突して停止し、その場で現行犯逮捕されました。
この事故で、助手席に乗っていた女性が軽いケガをしました。
松下容疑者は、４年前に免許取り消し処分を受け、無免許運転でした。