琵琶湖岸に人の足漂着　切断の跡、釣り人が発見

　１７日午前５時４０分ごろ、滋賀県近江八幡市牧町の琵琶湖で釣りをしていた男性（６４）が、人の足のようなものが湖岸に漂着しているのを見つけ１１０番通報した。近江八幡署員が、ももと足首で切断された成人とみられる足の一部を現場で確認、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、１８日に司法解剖して詳しい死因などを調べる。

　調べでは、見つかった足の一部はやや腐敗していたものの、切断面は比較的きれいで、腐敗によって切れたとは考えにくいという。性別や年齢などは分かっていないが、大きさから成人のものとみられるという。同署などが現場周辺を捜索している。

　現場は琵琶湖の湖岸道路沿いにある「湖岸緑地岡山園地」。発見した男性らの釣りグループは、１６日も同じ場所で釣りをしていたが、遺体は見当たらなかったという。