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県医師会:医療制度、映画で考えて M・ムーア監督「シッコ」、来月上映会 /広島

 県医師会は6月7日午後2時、中区大手町1の県民文化センターで、アメリカの医療保険制度が抱える問題点を取り上げたドキュメンタリー映画「シッコ」(07年、マイケル・ムーア監督)の自主上映会を開く。地域医療の崩壊や後期高齢者医療制度を巡る混乱など医療への関心が高まるなか、同医師会は「映画を通じて、日本の医療制度について考えてほしい」と参加を呼びかけている。

 シッコは病人を意味する俗語。物議を醸し出すドキュメンタリー作品で知られるムーア監督が、米国医療の暗部を描いた作品で、国民皆保険が整備されておらず、低所得者に厳しいなどの実情を描き出した。

 上映会は、最初に県医師会の理事が日米の医療制度の相違などについて説明する。県医師会は今年2月にも上映会を開催したが、医療問題への関心の高まりを受けて、再度企画した。

 定員450人で、入場無料。希望者は、県医師会学術研修課(082・232・7211)へ申し込む。【宇城昇】

毎日新聞 2008年5月17日 地方版

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