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肥留間正明の芸能斜め斬り フジは制作費5%カット テレビ局の大不況

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 「スポンサーが集まらないのですよ」
 某局プロデューサーに会うたびに聞こえてくるのが、この言葉だ。番組スポンサーがつかなくなっているらしい。

 「昔はいくらでもスポンサーはいた。だが大手スポンサーがどんどん離れてテレビにそっぽを向いている。テレビ局の将来は暗いですね」と話すのは民放幹部だ。
 この幹部は連日スポンサー周りが日課。今や重役自らスポンサーに出向いて広告の出稿のお願いに当たっている。バブル期では考えられない現象だ。
 この原因は、番組視聴率低下にある。20%を越える番組はいまや数えるほどだ。かつては30%を越える番組も少なくなかったが、今ではこんな数字は不可能に近い。現在の視聴率の合格ラインは12%。中には「2ケタでいい」という番組プロデューサーさえいる。考えてみればこの5年前までは「20%」が合格ラインだった。それが18%に下がり、さらに15%に低下、そして今では2ケタ…。
 その原因は番組の質の低下に尽きる。どの番組を見ても同じ顔ぶれのお笑いタレントが並び、いまやテレビは小学生、中学生が見る媒体に転落。高校、大学以上の「若者」はすでにテレビを見捨てている。こんなテレビに不況が深刻な企業が億というスポンサー料を支払うわけがないのだ。その若者たちはネットに流れて、ますますテレビ離れが加速している。
 現実はさらに深刻だ。時々テレビを見ていると、自局の番組の宣伝をしている広告を見る。これは番組にスポット広告が入らないために仕方なく番組スポットで時間を埋めているというわけだ。
 また最近は局アナが番組の司会進行をする番組が多くなった。これはタレントを使えばギャラがかかるが局アナならばギャラはいらないから。そして今検討されているのは大物キャスターの首切りとか。
 そんな状況だから、フジテレビでは番組制作費一律5%カットが実行されているらしい。タクシーは乗り放題だったが、いまでは原則地下鉄の利用。さらにタクシーを局に呼ぶのは全面禁止になり、流しのタクシーに乗るようになった。
 制作会社の残業はなくなり、決められた時間内で番組制作を求められている。そして番組制作は下請けから孫受け受注がさらに拡大している。関西テレビの捏造問題は生かされず、下請けの制作会社への締め付けと負担はますます激しくなっている。下請け会社のスタッフの年収200万円はざら。フジテレビ社員の年収は40歳平均で1400万円といわれるように、格差はますま拡大している。
 これではまともな番組ができるはずがない。スポンサー離れは自業自得だろう。

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