民放キー5局、営業減益 スポットCMの不振際立つ2008年05月15日19時28分 民放キー局5社の08年3月期連結決算では、消費低迷などでテレビCMが伸び悩み、4社が減収。番組制作費もかさみ、全社が大幅な営業減益になった。広告収入の苦戦は続きそうで、「(09年3月期は)浮かれた『五輪イヤー』にはならない」(TBSの平本和生常務)との見方もある。
番組の前後に流される「スポットCM」の不振が際立った。広告市況の影響を受けやすいためで、TBSは「御三家とよばれる酒飲料、食品、化粧品・トイレタリー業界からの広告収入額が前期比5〜10%落ち込んだ」。 売り上げ低迷に加え、番組制作費も増えた。日本テレビではワイドショーやニュース番組改編で制作費が約40億円増の1150億円に達した。 最近のスポット市況も「非常に厳しい」(テレビ東京の島田昌幸社長)状況だ。そのため、09年3月期の業績予想では、TBSは東京・赤坂再開発などで過去最高の不動産収入を見込む。テレビ朝日もDVDや音楽事業など放送外収入の割合を、将来は売上高の2割に高める目標だ。 PR情報ビジネス
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