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【静岡】

ギョーザ消費、やはり浜松が日本一 総務省の家計調査で実証

2008年5月17日

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宇都宮2位、4位に静岡市

 総務省が16日発表したことし1−3月期の家計調査で、浜松市のギョーザ購入額が全国の主要都市でトップだったことが分かった。“ギョーザのまち”として知られる宇都宮市を上回り、ギョーザを通して浜松のまちづくりを進める市民グループ「浜松餃子(ぎょうざ)学会」は「消費量が日本一だと裏付けられた」と自信を深めている。

 家計調査は、県庁所在市と政令指定都市の計51都市が対象で、一世帯(2人以上)当たりが1月から3月までに購入した調理済みギョーザの合計。冷凍食品や店で食べた分は含まれてない。

 浜松市は940円で1位、次いで宇都宮市の786円だった。宇都宮市は栃木県の県都としてデータがあるが、浜松市は昨年政令市になり、ことし1月から調査対象に加わった。

 3カ月分での日本一とはいえ「同じ土俵に乗れた意義は大きい」と斎藤公誉(きみたか)会長(41)。「われわれの啓発活動にも弾みがつく」と年間を通して首位を守り切るつもりだ。

 宇都宮餃子会の伊藤信夫代表理事(74)は「お見事。浜松の皆さんにエールを送る」としながらも「一年が終わってみないと分からない」と首位奪還を狙っている。

 

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