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生協連が自主回収 「ハーフカシミヤ」でカシミヤゼロ

2008年05月17日01時08分

 日本生活協同組合連合会が「ハーフカシミヤ」として販売した中国製の婦人用ニットセーターとカーディガンのうち、カシミヤが全く入っていないものがあることがわかり、生協連は商品の自主回収と返金を始めた。経済産業省が16日に発表した。

 経産省などによると、生協連は通販カタログで「ウール50%、カシミヤ50%」と表示し、06年9月〜08年3月に計約5万1千枚を販売した。ところが、経産省が一部を検査したところ、羊毛だけだったという。この商品は生協の店舗では販売していない。

 商品を手がけた輸入卸「藤井」(大阪市)によると、中国・浙江省の製造工場に持ち込まれた原材料に問題があったとみられるという。

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