「世界最小」燃料電池、シャープが開発2008年05月17日01時46分 シャープは15日、小型で高出力な燃料電池の試作機を公開した。電子辞書につなげばメタノール10ccでワンセグ放送を4〜7時間見ることができ、大きさは18立方センチとマッチ箱程度。同じ能力を持つリチウムイオン電池に比べ、体積は約2割小さく約6割軽いため、携帯電話などにも組み込める。出力は従来型の7倍。同じ出力なら、世界最小に出来る。
燃料電池はメタノールに含まれる水素と空気中の酸素を反応させて電気を取り出す。試作機は電気を作る「セル」と呼ばれる短冊形の部品を井げたのように積み上げ、セルを空気に触れやすくし、出力を高めた。 従来の燃料電池は同能力の充電池より大型で、NECなどの試作機は携帯電話に外付けするタイプだった。シャープは安全性を高め、数年後の実用化を目指す。 PR情報この記事の関連情報サイエンス
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