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橋田寿賀子さん（右）に声をかけられ笑顔で返す小栗旬（スポニチ提供）

　脚本家の橋田壽賀子さん（８３）が立ち上げた橋田文化財団による「第１６回橋田賞」の授賞式が１０日、都内で行われ、俳優の小栗旬（２５）が出席した。７日に女優の山田優（２３）との交際が公になってから、多数の取材陣の前に登場したのは初めて。新人賞を受賞し「最近、芝居と関係ないことで世間を騒がせて」とあいさつ。最も旬なイケメンに橋田さんも思わず「かっこいいね」と見とれていた。

　黒のエナメル素材のスーツに左耳にはピアス。まぶしいほどのフラッシュを浴びた。賞金１００万円や賞状などを受け取ると「最近、芝居と関係ないことで世間を騒がせてしまってますが、このような賞をいただけると“ちゃんと芝居をやってるんだな”と思ってもらえるし、光栄です」と神妙にあいさつ。さらに「これからは“別”なことではなく、演劇と芝居の場で人に感動と興奮を与えたい」と意気込んだ。

　７日付スポニチ本紙で交際が明らかになり、同日深夜のラジオ番組で「とても大切なガールフレンドです」と堂々と交際宣言をしてから初の公の場。背筋はピンと張り、男の自信がみなぎっていた。プレゼンターを務めた橋田さんも思わず「かっこいいね～。あんた」とじっくり見とれていたほどだ。

　小栗は終始、緊張気味だったが、最高賞の「橋田賞」をテレビ朝日ドラマ「相棒」シリーズで受賞した水谷豊（５５）と握手を交わすと、この日一番の笑顔。ＣＭ撮影の合間を縫って駆けつけたため、受賞後のパーティーは欠席した。

　取材陣が「彼女に受賞の報告はしたか？」などと問い掛けたが、この日は無言で会場を後にした。

　ＴＢＳのドラマ「花より男子」や日本テレビのドラマ「貧乏男子　ボンビーメン」などで、現代の青春像を的確かつ魅力的に演じたことが評価されての新人賞。公私にわたり今、最も“旬”の小栗に、さらなる活躍が期待される。

　≪井上真央　自分も恋愛で新聞の１面狙う！？≫小栗と「花より男子」で共演した井上真央（２１）も新人賞を受賞。パーティーの合間に取材に応じ「（小栗）旬くん、すごい緊張してたから、私にも移っちゃった」と明かした。賞金が１００万円ということを、この日に知り「（小栗と）目が合ってニヤッとしちゃった」。自身の恋愛については「いい恋がしたいですね。（小栗と同じ）１面に載っちゃうぐらいの旬な女優になりたい」と話した。（スポニチ）