このブログ記事に何度もコメントを書き込んでくださった
玄倉川さんという方への質問エントリーです。
◆
玄倉川の岸辺
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/
未熟な私は、玄倉川さんのコメント内容に怒りや悲しみを感じることも多々あった。
でも、そのコメントの大半は、時間をおいて冷静に考えることで、
私自身を成長させてくれる良薬でもあった。(→良薬口に苦し)
※いまだに良薬だとは思えないコメントも中にはあるが、
それに対する認識も時間とともに変わっていくのかもしれないので、
とりあえず、そのままの状態で残している。
赤の他人である私に対して、自分の貴重な時間を使い、
何度も何度もコメントを書き込んでくれた玄倉川さんには、
本当に感謝しています。ありがとうございました。
また、他のブログのコメント欄でも「NewsOLさんは~~」というような形で
私に対する見解を述べられている場面も何度か見かけましたが、
それについても、あえてコメントすることはせず
(そういう見方もあるのだなぁ…。なるほど。)と自分で勝手に納得していました。
ですが、本日……
どうしても納得も聞き流すこともできない玄倉川さんの発言を
他のブログコメント欄で読んでしまいました…。
※下記サイトへのリンクを削除し、引用文の一部を削除しました。(2008/5/14修正)
【漬物倉庫(嘘)】というブログに掲載された
【2008年05月10日イエスマン】という記事に寄せられたコメント
一方のNewsOLさんは妙にハイになってるようです。言っている内容はよく分かりませんけれど、なんだか楽しそうです。無邪気さがポジティブな方向に回っているのはいいのですが、誰か悪者につけこまれやしないかとあぶなっかしい。躁状態の危険性を指摘した新書(「問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ」)が最近出ましたが(未読)、NewsOLさんはクールダウンしたほうがいいですね。
Posted by 玄倉川 at 2008年05月11日 03:05
まず、これについての私の考えを述べさせてください。
そして、それを読んだ後、
玄倉川さんから何らかの考えがあれば、それを聞かせてください。
玄倉川さんが、コメントを書き込んだ時刻から、
私が書いた下記のリンク先の記事を読んでの感想だと推測します。
→
【モノサシのお話】&【CENTER OF UNIVERSE】
玄倉川さんが書いていたコメント内容に対しての
私の感想を書いていきます。
■妙にハイになってるようです。
→そのように見えるのですね。なるほど。
→たしかにロー状態ではこんなに文章は書けない(笑)
■言っている内容はよく分かりませんけれど、なんだか楽しそうです。
→言っている内容が伝わらないのは残念…。
→楽しそうにみえるらしい。なるほど。
■無邪気さがポジティブな方向に回っているのはいいのですが、
→無邪気に見えるらしい。なるほど。
それがポジティブな方向に回っているのは良しとするらしい。なるほど。
■誰か悪者につけこまれやしないかとあぶなっかしい。
→あぶなっかしく見えてるなら私に直接教えてほしいです。玄倉川さん(汗)
悪者ってどんな類の人達?(疑問)
どの辺がつけこまれやすいのか?(疑問)
どんな風に気をつけたらいいのか?(疑問)
■躁状態の危険性を指摘した新書
(「問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ」)が最近出ましたが(未読)、
NewsOLさんはクールダウンしたほうがいいですね。
→結論として言いたいことは理解しました。
「NewsOLさんはクールダウンしたほうがいいですね。」
しかし、その論拠として引用している本(しかも未読)+文章の言い回しにから
読み取れるメッセージはこうなります。
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NewsOLは妙にテンションハイになっているようです。
悪いヤツにつけこまれる可能性もあって見てて危なっかしい。
躁状態は危険がいっぱい(のはず)。躁状態は問題(だろう)
躁状態と思われるNewsOLはクールダウンしたほうがいいですね。
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下記のような文脈・言い回しだったら私も納得できるし、
私もその本を読んでみようと興味引かれるのですけどね…。
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~~~、NewsOLさんはクールダウンしたほうがいいですね。
躁状態の危険性を指摘した新書
「問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ」が最近出ましたが
興味深いのでこれから読んでみるつもりです。
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言葉の使い方の難しさ、コミュニケーションの難しさについて、
私のブログのコメントのやり取りを通じて、
共に考え・その考察を互いに深めてきたと私は思っていたのですが、
玄倉川さん、あなたにとってはそうではなかったのでしょうか…?
「躁状態」というのは、
気分が高揚して陽気になり、活発で多弁な【状態】を表す言葉であり、
双極性感情障害等の精神疾患を説明するために用いられる言葉でもあります。
玄倉川さん、あなたの職業は医者ですか?
また、医者であるとしたらその専門は精神科ですか?
もし、あなたが医者であったとしても、
あなたの発言は、軽率かつ不用意であるといえるし、
ましてや、医者でないとしたら、
あなたの発言は非常に無責任な発言であったと言わざるを得ません。
あなたは「躁状態」がどんなものか現実に知っているのでしょうか?
私は、過去に、血縁関係ではありませんが、
双極性感情障害と診断された息子さんをお持ちの家庭と
家族ぐるみでお付き合いする機会がありました。
その時に、私は少しでもその息子さんのことを理解したくて、
双極性感情障害について勉強しました。
実際に、その息子さんと多くの時間を過ごす中で、
【うつ状態←→躁状態】症状の落差や、
躁状態ピーク時の凄まじさを間近で見てきました。(詳しくは書きませんが…)
本人&ご家族の苦しみ・葛藤・悲しみ・苦労・努力を私は知っています。
実際に病院にも付き添い、精神科医から話も聞きました。
世の中にはそのような精神疾患で苦しんでいる方(&家族)が
本当に数多くいらっしゃることも実感として知りました。
人は誰でも自分では正常と思い込んでいるだけで、
誰にでも突然に精神疾患になる可能性はあるのだ。
ということも、このときに理解しました。
なので、玄倉川さんが感じたことの可能性はゼロではありません。
でも、ネット上の私しか知ることの出来ないあなたが、
そんな判断(診断)をすること自体、そもそも間違っています。
心の中で勝手に思うだけなら、良かったですが、
あなたは公の場で、正確な判断基準(証拠・根拠・論拠)を何も持たずに、
勝手な憶測(思いつき)で「躁状態」という言葉を他人に向けて使いました。
しかも、本人に向かって直接言うのではなく、全く関係のない場所で…。
この陰口の目的は一体何なのでしょうか?
これを全く根拠のない中傷行為と言わずして何というのでしょうか?
玄倉川さん、あなたは私に読解力がないと、文章力がないと言いました。
その発言(助言)は正しく、私にとっては成長の種でした。
でも、今度は私から言わせてください。
あなたの今回の言動には
想像力を働かせた跡が全く感じられませんでした。
あなたは、あのコメント書き込むときに、
・世の中に「躁状態」で苦しんでいる人達が大勢いることに
一瞬でも思いを馳せましたか?
・あなたが、何の気なしに使った「躁状態」という言葉で、
傷つく人がいるかもしれない。と少しでも想像しましたか?
・「躁状態」という言葉が持つ現実を少しでも想像しましたか?
想像力をフルに働かせていたら、
絶対にあのようなコメント内容にはならなかったと思います。
もし、精一杯想像力を働かせた上での発言であったなら、
あなたには想像力が足りないと言うしかない。
言葉は道具。
言葉の使い方は難しい。扱い方も難しい。
言葉を使って行うコミュニケーションは難しい。
どうやっても、誤解が生じやすい。
でも、だからこそ出来うる限りの想像力を働かせて、
言葉を使わなければいけないのではないですか?
玄倉川さん、どうか、あなたの考えをお聞かせ下さい。
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春日 武彦
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へえ?、躁なんですか
読みやすいですが・・・
エピソードは痛快、ただ躁ついての理解はもうひとつだった
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