アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
輝くチャンスを
先日、G国会議員の先生からお電話を頂きました。
「落ち着きましたか?いつも心配しています。」
「地元とはどう?」と。
動物愛護に関わって依頼、沢山の深い話を聞かせて頂くようになりました。
個人で保護活動を行って居た時は、正直「可哀想」だけで動いていたように思っています。

先進国である日本が、動物達に対する扱いがあまりにも酷い。
絶対有罪になる事件が、起訴もされない。
おかしな日本。
動物愛護の法改正はいつになったら、もっと進むんだろう。

先日、ふとした事で、「あぁぁ〜これもひとつの原因だよなぁ〜」と思いました。

行政での担当職員が動物愛護に熱心で、新しい試みを計画。
しかし、移動・・・。
新しい担当職員に、引き継がれる訳ですがこの方が、それほど熱心でなければ。。。
何年もかかって計画していた事が、陽の目を見ずで消えてします。

動物管理センターもそうです。
職員さん、全てが動物を好きではありません。
無関心・犬猫嫌いと言う人もいます。
配属になって勤務しているだけで、どうにか救える事は出来ないものか?と考える事すらありません。

まぁ、好き・嫌いの問題では無いと思いますが。

大阪では、昔のように野良犬と言うのをほとんど見かけません。
昔は、学校帰りによく目にしたものです。
Mix犬が減っているのは、飼い主さんが不妊手術をきちんと実施しているのが、現状でしょう。

その一方、純血種が警察や管理センターに沢山います。
ペットブームにのせられ、可愛いだけで簡単に購入。
可愛いうちの子のベビーが見たいと、一般繁殖。
生まれた子供は友達にあげた→またその友達が繁殖→またご近所さんにあげた→無責任な飼い主→捨てる。
信じられませんが、こう言ったケースがとても多いです。
もちろん、ショップで購入し、こんなに手が掛かるとは思わなかったと処分施設に持ち込む人もいます。

以前にも書いたと思いますが、処分センターでの事です。
犬の持込がありました。
千数百円で行政は引き取らなければなりません。
遺棄されて、野犬化したり狂犬病予防法にに基づいての事でしょう。

若い女性が小型犬を連れてやって来ました。
「ハワイ旅行に行くのに、犬を預けるホテル代が高い。そのお金があれば、また新しい子犬が買える」
ただ、その理由のみです。
行政も「ここに飼い主が、連れ来ると言う事は処分(死ぬ)と言う事だ」と、説得したようですが、置いていきました。
それでもワンちゃんは「迎えに来てくれる・・・」と、背を向けた飼い主にしっぽを振っていたそうです。

救うのも、捨てるのも人間です。
安易に売らない!!
安易に買わない!!
これも、法律で何とかならない物なんでしょうか・・・。

命あるものがどれだけ、輝きを見せるか共に生活をすれば、必ず実感出来るのです。

私達がレスキューしていた、動物管理センターの成犬達は、何処かが救ってあげてるのでしょうか?
毎日、その事が頭を過ぎります。

センターの犬の世話をしていた職員さんの顔が浮かびます。
老犬で手入れも全くされていないボロボロの子が、放棄されて来ました。
目やにで、前髪も塞がれ、マルチーズでしたが、グレーの毛でした。
その職員さんは、頬釣りしながら一生懸命に、タオルで顔を拭いてやっていたのです。
私は、その光景が忘れられません。
数時間先には、処分機に入るのです。
職員さんが優しく微笑み、話しかけながら綺麗にしてあげていました。

処分センターから私たちの元へ出てきたワン達は、現在とっても幸せな家庭で家族として過ごしています。

皆、生きるチャンスがある!!無駄に消さないで欲しい!!
ただただ、願うばかりです。
譲渡再開が可能になれば、輝く命は必ずあります!!

2006.7.25
大阪市動物管理センターに持ち込まれ、レスキューした老犬「じぃ」。
じぃは間違いなく輝いています。
bu27.jpg

動画スタート
今日の天使達

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