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最新ニュースインデックス

[2008年5月16日(金)の KCT TVニュースから]

魯東大と作陽大が交流協定調印(倉敷市)

くらしき作陽大学と中国の魯東大学が学生の相互交流などを目的に交流協定を結びました。
くらしき作陽大学で行われた調印式には、松田英毅学長や魯東大学の憑 金信(ひょう きんしん)副学長などが出席しました。憑副学長と松田学長は「両大学の交流が積極的に長く続くことを祈っている」と挨拶しました。2人は協定書にサインし、交流のスタートを喜び合い握手を交わしました。魯東大学は中国山東省煙台市にあり山東省が運営する大学です。くらしき作陽大学の帆足 昭徳(ほあし あきのり)専務理事に山東省の友人がいることが縁で今回の調印となりました。今後はくらしき作陽大学の食文化学部に長期留学生を受け入れる予定で、そのために学費の減免措置や宿舎提供などの協力をしていきます。これまでくらしき作陽大学はアメリカ、ロシアなどの5つの大学と交流協定を結んでいますが、アジアの大学との協定は初めてで長期に学生を受け入れることも初めてとなります。

町家再生で瓦リサイクル(倉敷市)

古い町家を再生させようと倉敷市本町で改修工事が始まっています。現場からは今からおよそ200年前のものと思われる貴重な瓦が見つかり、瓦のリサイクルにむけて洗浄作業が行われています。
改修工事は倉敷市本町の上島提灯で4月中旬から行われており、屋根から降ろした瓦の8割・およそ3000枚が再利用可能な状態でした。15日から町家の再生・利活用などに取り組むNPO法人・町家トラストのメンバーらがこの瓦を水で洗い、汚れを落とす作業にあたっています。計画では丸瓦は景観を保持するため再び利用し、平瓦は造園のデザインやトラストの活動に利用する予定です。瓦の中からは西暦1812年にあたる「文化9年」と刻まれた珍しい鬼瓦も見つかり、建物の歴史を伺い知る貴重な資料となっています。改修工事は来週後半には葺き替え作業に取り掛かる予定で、きれいに洗われた丸瓦がさっそく使われます。設計事務所によると今年10月の秋祭りを目標に建物の完成を目指すということです。さて設計事務所では瓦を洗浄するボランティアを募集しています。町家再生などに興味のある方は086-476-8440(仁科建築設計事務所)までお問い合わせください。
【日時】17日、18日 10時ー17時
【場所】倉敷市本町10-5
【持ち物】汚れてもよい服装・タオル・軍手・ゴム手袋・タワシなど

天城高校生徒が海岸生物観察会(倉敷市)

県立倉敷天城高校の理数科で学ぶ1年生が児島地区の海岸で磯に生きる生物の観察会を行いました。
この観察会は、毎年行われている特別授業で屋外での実習を通して、生徒たちの学習意欲を高めるのが狙いです。理数科の1年生41人は、瀬戸大橋が見渡せる久須美鼻で、7つの班に分かれて海辺の生き物を観察しました。磯で暮らす貝「タマキビガイ」は海水が嫌いという珍しい特徴があります。海水の入った水槽に入れておくと逃げ出してしまいます。生徒たちはこの日の学習にあわせ、あらかじめインターネットで磯の生物を調べ「マイ図鑑」を用意しました。そして実際に見つけた貝やイソギンチャクの名前を調べていました。教室で教科書を広げて受ける授業とは一味違う雰囲気に、生徒たちも生き生きしていました。天城高校では、8月上旬に蒜山高原に出かけ、今度は山の昆虫や植物を観察する授業を行うことにしています。

宝福寺のもみじの苗木採取(総社市)

総社市の宝福寺で、総社福祉作業所の利用者がもみじの苗木を採取しました。
総社市門田の総社福祉作業所では3年前から、宝福寺の厚意により、こぼれ種で芽を出したもみじを採取し、苗木に育てています。今日は、利用者3人と職員が宝福寺仏殿横の庭で4cmから5cmほどのものを選んで、およそ160本の苗木を抜き取りナイロンポットへ植え替えていきました。総社市では平成18年3月22日にもみじを市の木として決めてから、普及啓発活動のひとつとして毎年、希望する市民にもみじの苗木を配布しています。この配布用の苗木を総社市が総社福祉作業所から買い上げています。採取した苗木は福祉作業所の利用者が水をやるなどして15cm程度まで育て、秋には希望者に配られることになっています。

(最終更新 05/16-19:21)

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