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ページ更新時間:2008年05月17日(土) 01時26分

日本の緊急援助隊、被災地で活動開始

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 日本から派遣された緊急援助隊が16日、被災地に入り活動を始めました。中国が海外からの援助隊を受け入れるのは、日本が初めてです。
 成都空港に到着した日本からの緊急援助隊、第1陣。陸路で400キロの道のりを走り、広元市青川の被災地に直行しました。

 「土砂崩れで村一つが飲み込まれ、掘り起こすためには大型の重機が何台も必要」(緊急援助隊員)

 しかし、午前中に到着した最初の現場では救助活動を断念。別の現場に移動しました。

 一行は日本各地の消防や警察などから派遣された31人で、がれきの下の人を救出するためのファイバースコープや、岩を砕くための機材などを持ち込んでいます。

 中国が海外からの援助隊を受け入れるのは、今回の日本チームが初めてです。

 夕方、青川の別の現場に到着した援助隊。がれきには12人が埋まっていて、9人を遺体で収容、3人が不明のままです。援助隊は夜通し捜索を続けます。

 そして16日夕方、第2陣も成都に到着しています。

 「困っているときこそ。福田康夫です」(首相官邸ホームページ)

 首相官邸のホームページでこんなメッセージを送る福田首相は、今回の派遣について――

 「1人でも多くの被災者が救出されることを。これだけですね」(福田首相)(16日17:20)

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