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【経済】

製パン大手が値上げ 16日から、物価上昇に実感

2008年5月16日 11時37分

 製パン業界首位の山崎製パン(東京)と2位の敷島製パン(名古屋市)は16日出荷分から、主力商品の食パンや菓子パンなどの希望小売価格を値上げした。

 政府が4月から、輸入小麦の売り渡し価格を30%引き上げたためで、業界3位のフジパンも6月に値上げする。食卓に登場することが多いパン類の価格が上がり、物価上昇の実感が一段と強まりそうだ。

 山崎製パンは、パンや菓子類の価格を平均8%引き上げた。食パンの「ダブルソフト」の価格(税別)は20円値上げし、240円にした。価格は据え置くが内容量を減らし、実質的に値上げした製品もある。

 敷島製パンは主力商品約210品目を7−11%値上げした。食パンの「超熟」の価格(税別)は190円から210円に引き上げた。

(共同)
 

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