公明党の太田昭宏代表は16日午前の記者会見で、同党の矢野絢也元委員長が支持母体の創価学会を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こしたことについて「『支援団体にお世話になった、感謝している』と言いながら提訴するとは、人間として信じがたい」と非難した。
矢野氏は12日、評論活動をやめるよう強要されたとして創価学会と幹部7人を相手取り、慰謝料など5500万円を求める訴訟を東京地裁に起こした。