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社会

「手術と死亡、関係なし」 旧幌南病院の賠償減額 札幌高裁判決(05/17 00:12)

 札幌市の男性=当時(74)=が手術後に死亡したのは医師の過失が原因として、遺族が病院に約二千七百万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が十六日、札幌高裁であった。末永進裁判長は、病院側に約千八百万円の支払いを命じた一審札幌地裁判決を変更、「手術と死亡に因果関係はない」とし賠償額を百三十二万円に減額した。

 病院は国家公務員共済組合連合会が運営する札幌市豊平区の幌南病院(現・KKR札幌医療センター)。

 判決によると、男性は二〇〇一年五月、同病院で検査を受けた際、医師が内視鏡の操作を誤り胃に穴が開いた。この検査で膵臓(すいぞう)がんも確認されたため、がんの摘出手術を受けたが、膵臓の縫合が不十分だったため術後に大量出血。翌六月に膵臓を摘出したが、多臓器不全で死亡した。

 判決理由で末永裁判長は「医師には内視鏡の操作を誤った過失はあるが、死亡との因果関係はない」と指摘。その上で「二度の手術法の選択や処置に過失はなかった」とした。一審判決は「最初の手術で膵臓を全摘出しなかったのは医師の過失」としていた。

 
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