代理出産容認の法案今秋にも提出へ
不妊の夫婦が妻以外の女性に出産を依頼する代理出産をめぐり、容認に積極的な国会議員らでつくる「代理出産の法整備を進める超党派勉強会」(会長=野田聖子元郵政相)が16日の会合で、条件を限定したうえで国内での実施を容認する法案を、秋にも国会に提出することを決めた。
会の幹事長を務める小宮山洋子衆院議員(民主)によると、容認するのは、病気などのため子宮がない女性に限定する方向で検討する。定期的に勉強会を開催し「ほかの問題点はこれから整理していく」としている。
この日の会合には、米国での代理出産によって双子をもうけたタレント向井亜紀さんも出席。日本学術会議が4月、代理出産を「原則禁止だが、公的管理下で試行的に実施することは考慮されてよい」などとする報告書をまとめたことについて、「新しい人格を試行的に生み出すのは大きな問題だ」と発言した。
こうした意見も踏まえ、会では試行的な臨床試験は行わない方向で、法案をまとめるという。
[2008年5月16日20時24分]
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- 代理出産の法整備を進める超党派勉強会
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