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軍法会議で裁かれました。沖縄で2月に起きた海兵隊員による少女暴行事件です。アメリカ軍の軍法会議は16日、2等軍曹に懲役4年の判決を言い渡しました。軍法会議は、沖縄県北中城村のキャンプフォスターで開かれました。アメリカ海兵隊のタイロン・ハドナット2等軍曹は、今年2月、沖縄県北谷町で少女に暴行した疑いで、事件直後、沖縄県警に逮捕されました。しかし、被害者の少女が告訴を取り下げたため那覇地検は不起訴処分にして身柄をアメリカ側に引き渡していました。16日の高等軍法会議で、ハドナット2等軍曹は未成年者に対する性的虐待の事実を認め「被害者の少女やその家族、日本の人たちに対して申し訳ないと思っている」と謝罪しました。軍法会議の判事は検察側の懲役8年の求刑に対し、懲役4年の判決を言い渡しました。なお、司法取引で1年を猶予され、実質3年の懲役となっています。