事件・事故
遺族がマツダを提訴 「過労、パワハラで自殺」
大手自動車メーカー・マツダ(広島県府中町)の本社勤務だった男性=当時(25)=が自殺したのは、長時間労働による過労やパワハラのため発症したうつ病が原因として、兵庫県内在住の両親が十六日までに、同社を相手取り慰謝料など約一億一千万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁姫路支部に起こした。
訴状によると、男性は海外企業からの部品調達業務などを担当していたが、昨年四月二日、広島県内にある社宅の自室で自殺。パソコンの稼働状況などから少なくとも月五十-七十時間の残業を強いられていたという。
さらに、男性は上司に「残業するのは能率が悪いからだ」「自宅に持ち帰ってやれ」などとしっ責され、落ち込みが激しくなった。自殺直前には周囲に「誰も助けてくれない」「終わりだ」などと漏らし、両親はこのころうつ病を発症したと主張。上司らが気付かず、配慮を怠ったことなどが自殺の原因としている。
マツダ広報本部は「訴状が届くまでコメントは控えるが、提訴されたことは残念」としている。
(5/16 20:57)
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