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2008/05/16

北京の宣撫工作に要注意

中国の民衆殺戮 義和団事変から天安門事件までのジェノサイドと大量殺戮 (mag2libro) (mag2libro) 中国の民衆殺戮 義和団事変から天安門事件までのジェノサイドと大量殺戮 (mag2libro) (mag2libro)
価格:¥ 2,000(税込)
発売日:2008-04-15

ウチの会社の株主総会の方がまだ緊迫感がありそうなんだが、なに、この馴れ合い、という感じなんだが、マスコミの報道が、中国でも日本でも、国際救助隊マンセーで大本営発表になってるわけだ。

 信じられない事態だ。犠牲者が5万人にのぼる恐れもある中国四川大地震で、外国として初めて日本の国際緊急援助隊が被災地入りしたが、中国のネットが「ありがとう、日本!」の書き込みであふれたのだ。チベット問題での国際的孤立から日本重視に移りたい政府。アニメなど日本文化の大量流入で「親日」の土壌があった民衆。だが、お互いにそれを表明することは「売国奴」を意味し、最大のタブーだった。それが未曾有の震災によって「反日」の壁が崩れ、歴史が動いた。

 ≪私は日本人が嫌いだった。かつて無数の中国人を殺した。でもそれは前の世代のこと。援助隊は人数こそ少ないが私はとても感謝したい。中日の永遠の友好関係に発展することを望む。日本の友よ、ありがとう≫。中国のニュースサイトへの書き込みだ。

なんだかねぇ、おいら年寄りなので、日本軍が南京に入城した時の朝日新聞の紙面を思い出してしまうんだが、マンセーマンセーの声の元、威風堂々と被災地に乗り込む救助隊は目出度いんだが、

そこで軍事評論家の神浦氏の見方はこうだ。

 私は今回の大地震を胡錦涛主席の
「千載一遇のチャンス」だと書いた。今は被災者の家族や友人たちが、「政府の救助が遅い」とか、「救援物資が届いてない」と不満を口にする。生存の可能性がわずかでもあれば、不安や焦燥感が強くなるからだ。

 しかし、そのことは時間が過ぎていくほど、被災者は天災に対する諦めや、援助が拡大することで安心感が増してくる。それよりも「奇跡の生還」「奇跡の救助劇」「献身的な解放軍の活躍」「感謝する被災民」といったメディアでの報道が大部分を占めてくる。すると多くの被災者の気持ちが軍や警察に対して感謝に変わっていく。

 チベット族も例外ではない。チベット族に差別のない手厚い支援を行うことで、中国のチベット問題は休戦状態になる。逆に中国政府に感謝をする者も増えてくるだろう。そのような特徴から、今回の大地震は「国民の団結」を主張する胡錦涛政権にとって、北京オリンピックよりも国民を団結できる「千載一遇」になるのだ。その演出を最高度に高揚するために、今は出来るだけ悲惨な被害を報じることも心理戦のテクニックである。

マスコミは地震報道で一辺倒なので、極めてコントロールしやすくなっている。ダムがアレだとかオカラ建築だとか、権力者に都合の悪い事を言うヤツはみんな捕まえて、ひたすらお涙頂戴、頑張れ救助隊とかやっていれば、国民の意識が一本にまとめられる。底意地悪い見方をしているのは、おいらみたいなアングラブロガーだけなので、ここぞとばかりに一定方向への誘導報道をしているわけだ。で、二階堂.comの見方としては、

 今回の日本救助隊の受け入れは、オリンピックをにらんだものではないかと思います。いま、中国の掲示板では日本とサウジアラビア(緊急援助額第一位)を賞賛する書き込みにあふれています。おそらく裏で扇動している世論操作部隊がいるのでしょうが、それにしてもこの変わり身の早さはなんでしょうか?大変きもちわるいものを感じます。

 この世論の誘導は、ぴんと来ました。福田に花を持たせて、中国の災害被害者を救った英雄チームの代表として福田をオリンピックに呼ぼうとする魂胆です。

今まで散々やってきたジサクジエンの日本叩きから方向転換するのに、うってつけのチャンスなわけだ。なんせコトがヒューマンミミズなので、誰にも文句のつけようのない善意で、糞青の不満を押さえつけ、日本というのが頼りになる友人だと国民に認知させる。まぁ、見え透いた田舎芝居なんだが、二階堂.comとしては、判っていても、まぁ、悪い事じゃないので乗ってやれ、と言ってるわけだ。で、全てはコントロールされた「世論」なんだが、これで中国人の「タガが外れる」ので大変なコトになるよ、と、おいら予言しておく。というのも、ぐっちーさんが書いていたんだが、

そしてワンさんは日本と中国でビジネスをして、この信用できない、と言う事に払うコストの膨大さに比べれば日本は本当に効率がいい、と考えるようになった、というのです。

それはそうです。いちいち相手の持ってくるものがインチキかどうか、チェックしなければならないという社会的コストは膨大なものです。しかも商売の相手だけではなく、中国人従業員に対しても同じような心配をしなければならない、そのための苦労と精神力は膨大なもので、日本語の出来るワンさんは結局いま上海事務所の20人のうち、18人が日本人になってしまった、と笑っている訳です。

もともと、ビジネスをやる人たちの間では、日本人の誠実さというのは定評があるわけだ。今までは散々、日本人を悪者にして来たので、日本人を見たことのない中国人はみんな、日本人は口が耳まで裂けていて、赤ん坊を見ると「おいしそうだ」とヨダレを垂らす鬼だと思われているんだが、それが「日本人良い人」「日本人嘘つかない」に変わってくると、もう誰も中国人の経営する商店でモノなんか買わなくなる。中国経済が日本人に乗っ取られる。冗談抜きでそういう心配も出てきて、やがてまた手のひら返したように反日宣撫工作が始まると、まぁ、その時の都合でいかようにでも動く連中なので、言ってるコトはあまり信用しない方がいいです。

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