先日、和歌山・貴志駅にて世界初となる猫の駅長室を完成させた“たま駅長”。この度その“たま駅長”が、フランスのドキュメンタリー映画へ出演することが決定した。 【関連】 ・和歌山・貴志駅に「たま駅長室」が完成、イメージキャラクターもお披露目 ・スーパー駅長「たま」まだまだ人気衰えず、連日の大盛況 - 和歌山 - たま駅長が出演するのは、フランスのミリアム・トネロット監督がメガホンをとる「人間の鏡としての猫」。個人主義的といわれる猫の目を通して人間社会を浮き彫りにするというドキュメンタリー映画だ。 同監督がネット上で世界的に話題となっているたま駅長の動画をみて出演を熱望。昨年から同駅広報に企画書を提出し、構想を進めていたという。監督は既に来日しており、今月16日から貴志駅にて撮影が開始される。 映画では各国の話題猫とも共演するようで、アメリカから人の死を知らせる猫「オスカー」、ドイツからはカメラを携え歩く猫「リー」が出演する。 同駅広報は、「映画によってたまの人気が世界的に広まり、各国から観光者の方に訪れてもらいたい。和歌山の活性化にも繋がれば」と話している。