フジテレビ((株)フジテレビジョン)は15日、10月1日移行する「認定放送持株会社」体制の概要を発表した。6月27日分割承認株主総会、認定手続きを経て正式決定する。 持株会社となる「(株)フジ・メディア・ホールディングス」の代表取締役会長は日枝久氏、代表取締役社長は豊田皓氏が就任。なお、役員は今年6月27日のフジテレビ株主総会で選任される取締役が原則として持株会社の取締役となる予定で、フジテレビは5月15日取締役会で全役員の重任を内定している。 新設する放送事業会社「(株)フジテレビジョン」は10月1日設立予定で、資本金は88億円(発行済み株式2000株)。(株)フジ・メディア・ホールディングスが100%出資する。役員は同じ。 持株会社の傘下の子会社(出資50%超)は19社。放送グループではフジテレビ、ニッポン放送、CS放送のサテライトサービスの3社で、地方局は入らない。制作グループは共同テレビジョン、フジクリエィティブコーポレーション、フジアールなど5社、映像音楽グループはポニーキャニオン、フジパシフィック音楽出版など3社、生活情報グループはディノス、サンケイリビング新聞社の2社、広告グループはクオラス、出版・情報・その他グループは扶桑社など5社。
(全文およびグループ体制の新旧対照表は「日刊文化通信速報・放送版」に掲載)
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