日本PTA全国協議会は15日、2007年度の「子どもとメディアに関する意識調査」の結果を公表した。中学2年生で深夜までメールをする子どもが半数を超えたほか、「メールが返ってこないと不安になる」と感じる児童生徒も多く、子どもの間に「携帯依存」が広がっている実態が浮き彫りになった。
調査は小学5年生と中学2年生のそれぞれ2400人と、その保護者を対象に昨年11月に実施。回答率は75%だった。
携帯電話を持っているのは小5で19.3%、中2で42.9%。1日の携帯メールの平均送受信数は小5では「1―5通」が31.7%で最多。中2は「11―20通」が17.0%で最多だったが、「51通以上」も16.2%いた。(02:15)