ミャンマー、サイクロン死者4万3千人超
今月初めにミャンマーを直撃したサイクロンによる死者が、4万3000人を超えました。 ミャンマーの国営メディアは15日、サイクロンによる死者がおよそ5000人増え、4万3000人を超えたと伝えました。また、2万7000人以上が依然、行方不明のままだということです。 しかし、国際赤十字社・赤心月社連盟は、死者は最大で12万8000人に上る恐れがあるとしており、軍事政権の発表を大きく上回っています。 ミャンマーは現在、雨期に入っており、15日も被災地で激しい雨が降っています。 現地で援助活動を行っている国際赤十字社は、これから半年間続く雨期の間に、被災地を再び水害が襲い、感染症が蔓延することが最大の懸念だとしています。(16日04:12)
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