残留基準の10万倍超、メタミドホス検出
中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、千葉市の親子が購入した調理済みのギョーザから、残留基準の10万倍を超える極めて高い濃度の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されたことが分かりました。 千葉県警によりますと、千葉市の親子が購入し冷凍庫に保管していた調理済みのギョーザ17個それぞれを詳しく分析したところ、ギョーザの皮の部分から最大でニラの残留農薬基準の10万倍を超える3万1130ppmのメタミドホスが検出されたということです。 これは、一連のギョ−ザ事件で検出されたメタミドホスのうち、もっとも高い濃度で、具の部分からも高濃度が検出されました。 危険性について県警は、体重15キロくらいの子供がギョーザを1個食べれば50%の確率で死に至る量に相当するとしています。(15日20:48)
|