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夕張 再生へ

夕張市立診療所 初年度赤字が1億円超 市、2700万円緊急補助へ(05/16 00:39)

 【夕張】夕張市の財政破たんに伴い昨年度、市立総合病院を縮小し公設・民営化した夕張市立診療所(夕張医療センター)が、初年度で一億円以上の経常赤字を出す見込みとなったことが十五日、分かった。市は本年度、二千七百万円の緊急補助を行う方針を決め、同日、市議会行政常任委員会に報告した。

 報告によると、同診療所を経営する医療法人財団「夕張希望の杜(もり)」(村上智彦理事長)は二〇〇七年度決算で一億百二十六万円の経常赤字を出す見込み。収入は約四億二千万円あったが、経費が約五億二千万円に上った。

 旧病院から引き継いだ建物が三階建てと大き過ぎ、老朽化で暖房効率も悪く、水道光熱費が約四千八百万円に上ったことが大きい。財政再建計画策定中の昨年初め、市内部の混乱などから十分協議ができず医師確保が遅れ、当初三カ月間、医師一人(現在は三人)体制が続き収入減となったのも響いたという。

 同法人から四月に補助要望を受けた市は、診療所が市内医療機関で唯一、入院施設(十九床)を備え、維持が不可欠とし、水道光熱費の約半分に当初の医師不足による収入減分なども加えた補助方針を決めたという。

 同委員会で藤倉肇市長は「診療所を地域医療の中核として支援したい」と表明。「老朽化した建物を維持するより小規模でも新たに建て替えるほうが重要」として、国や道に要望する考えを明らかにした。市は今後、市議会審議や国、道との協議を経て正式に補助を決めたい考え。

 
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