未発見の下着見つかる＝新たな目撃情報も−舞鶴女性遺体・京都府警

　京都府舞鶴市の高校1年小杉美穂さん（15）が殺害された事件で、舞鶴署捜査本部は15日、美穂さんの遺体が遺棄されていた現場脇の川の中で、未発見だった美穂さんの下着を見つけた。ベストやジーパンなど、他の衣服は既に発見している。
　捜査本部によると、下着は現場のすぐ近くの川の中で、石に引っ掛かった状態で見つかった。母親が美穂さんのものと確認した。目立った破損や血の跡などは見られないという。捜査本部は犯人につながる微物などが付着していないか調べている。
　これまでに、白いベストやジーパンなどが川の中で、長袖の下着とTシャツが道路側のり面で、それぞれ見つかっている。凶器は見つかっていない。
　一方、美穂さんらしき女性の姿が防犯カメラに映った国道沿いのガソリンスタンドから、西へ約1．4キロの交差点近くにある市立東図書館で、美穂さんが殺害される直前の7日未明、若い女性が目撃されていたことも判明。通りかかった乗用車の男性が目撃、美穂さんがだれかと待ち合わせしていた可能性もあるとみて調べている。　

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