2008年5月15日 13時37分更新
新潟市西区の公園で袋を頭にかぶった男性が死亡しているのが見つかり、現場で硫化水素が検出されたことから警察は硫化水素による自殺とみて調べています。
15日午前5時半過ぎ、新潟市西区大学南の「大学南第一公園」で袋を頭にかぶった男性が倒れていると通りかかった人から警察に通報がありました。警察と消防が調べたところ20歳台くらいの男性1人が倒れているのが見つかり、男性はその場で死亡が確認されました。
周辺への影響はありませんでした。現場からは硫化水素が検出され、警察では男性が硫化水素を発生させて自殺したものとみて調べています。新潟県内ではことしに入ってからこれまでにあわせて5人が有毒な硫化水素を発生させて自殺を図って死亡したとみられ、警察では「異臭がする場合は、不用意に近づかず、警察や消防などにすぐに通報してほしい」と注意を呼びかけています。