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丹羽元厚相、後期高齢者医療制度見直し策に言及

2008年05月15日11時54分

 自民党の丹羽雄哉元厚相は15日朝、民放のテレビ番組で、政府・与党が進めている後期高齢者医療制度の見直し問題に触れ、「一番の問題は所得の低い方々の保険料をどうするか。新たに8割とか9割(の軽減率)を設けたらどうかという意見もある」と述べた。

 厚労族の有力議員である丹羽氏が制度の具体的な見直しに言及したのは初めて。丹羽氏は、医療機関が患者や家族の意向を文書などに残せば、医療機関に診療報酬が支払われる新たな終末期医療のあり方についても「国民感情を著しく害したならば、中央社会保険医療協議会で協議しているので、場合によっては廃止しても構わない」と語った。

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