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南条さん（平良在）漫画家デビュー／月刊ブンブンに連載始まる
投稿日時： 2007-12-12 13:55:00 (694 ヒット)「ふしぎ通信 トイレの花子さん」
宮古島市平良在住の南条アキマサさん(23)＝本名林彰恵＝がこのほど漫画家デビューを果たした。学校の怪談をテーマにした「ふしぎ通信トイレの花子さん」の連載が月刊ブンブン一月号からスタート。表紙と巻頭カラー四十二�呂蚤莪賚辰�掲載されている。南条さんは「連載も表紙もカラーも初めて。まだ実感はわかないが喜んでくれる祖母らの反応がうれしい」と笑顔で語った。
漫画家は小学校時代からの夢だったという南条さん。翔南高校を卒業後、大阪府の専門学校に入学し、漫画家の道を歩み始めた。
東京で一年間アシスタントを経験した後、二〇〇七年三月に帰郷した。自宅で創作活動を始め、同誌のファンコーナーを担当。新企画「花子さん」のコンペに声が掛かり、見事勝ち抜いてデビューの夢をつかんだ。
南条さんは「漫画家を夢で終わらせる気はなかった。（デビューは）良い出会いが多くあったから」と振り返った。
月刊ブンブン一月号は十二月六日に発売。宮古では十一日ごろから書店に並んでいる。
「トイレの花子さん」は、小学生と妖怪の花子さんとの不思議な交流を描いた作品。夏には単行本化が予定されている。
現在は正式なアシスタントはなく、ほとんど一人で描き上げるため、締め切り間際は眠れないほどの忙しさ。「締め切りが迫り大変だが子どもたちに応援してもらえるとうれしい」と充実感をにじませた。
母の美由紀さんも喜びひとしお。「夢で終わらなくてよかった。宮古から漫画家を目指す人の励みになればうれしい」と目を細めた。
連載が始まった月刊ブンブンを手にする南条さん＝10日、平良字東仲宗根の自宅 |
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