記事入力 : 2008/05/15 12:02:39
世界競争力:韓国31位・日本22位=IMD
政府の効率性は前年比6ランクダウン37位
スイスの有力ビジネススクール、IMD(経営開発国際研究所、本部ローザンヌ)は毎年、世界各国の競争力の順位を発表しているが、今年の順位は14日(現地時間)に発表された。これによると、韓国の競争力は全55カ国中31位となっている。これは昨年の29位から2ランクのダウンで、特に政府部門で効率性が低く評価されたのが響いた。IMDが発表した「2008年世界競争力年鑑」によると、昨年に続き今年も1位は米国で、次いでシンガポール・香港・スイスの順だった。(表参照)
韓国の競争力は2002年に29位、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権中は32位(03年)→31位(04年)→27位(05年)→32位(06年)→29位(07年)とアップダウンを繰り返していたが、今年は再び順位が下がった。ほかのアジア諸国と比べると、韓国は台湾(13位)、中国(17位)、マレーシア(19位)、日本(22位)、タイ(27位)、インド(29位)よりも下にランクされている。
世界競争力について、IMDは「領土内で活動している企業が国内外の競争力を保てるような環境を提供する国の能力」と定義している。
競争力を4部門に分けてみると、韓国は「マクロ経済」(49位→47位)と「ビジネスの効率性」(38位→36位)では前回よりも少しよくなっているが、「政府の効率性」は6ランクダウンの37位で、全体の順位を押し下げる原因となった。研究開発や教育などを評価する「インフラ」部門も、19位から21位へと2ランク下がっている。
ただ、競争力を評価する資料となった各データには昨年の統計が使われており、企業経営者のアンケートも今年1・2月に実施されているため、企画財政部は「これは前政権の競争力に対する評価」と話している。
チョン・スヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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