松江放送局

2008年5月15日 12時25分更新

益田で女性が硫化水素自殺か


14日夜、益田市の山中でシートで作ったテントの中で女性が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。
近くに液体の入った容器があり硫黄のような臭いがしたことから警察は硫化水素を発生させて自殺した疑いがあるとみて調べています。

14日午後6時半ごろ、香川県に住む男性から、「知り合いの女性から島根県益田市で自殺したいという内容のメールが届いた」と警察に通報がありました。
警察で調べたところ益田市飯浦町の市道ぞいの山中で、シートを組み合わせて作った白いテントの中で、女性が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。
遺体は京都府に住む30代の女性と見られています。
テントには「硫化水素発生中」と書かれた紙が貼られていたほか、中に液体入りのプラスチック製の容器があったということです。
発見当時周辺は鼻を突く硫黄のような臭いがしていたということで、警察は、硫化水素を発生させて自殺した疑いがあるとみて調べています。
警察で女性の身もとの確認を急ぐとともに死亡した原因を詳しく調べています。