病院の日・看護の日(12日)と看護週間(11〜17日)にちなみ、岡山市天瀬の市立市民病院で13日、恒例の「ふれあい看護体験」が開催され、県立高松農業高(同市高松原古才)女子生徒3人が貴重な体験をした。 参加したのは、3年生の石岡知美さん(18)、中田真弓さん(17)、小村愛さん(17)。担当看護師2人の指導の下、入院患者の手や足を洗ったり、車いすの扱い方、人工呼吸、心臓マッサージ、AED(自動体外式除細動器)を利用した救命救急処置方法を体験し、看護のポイントを学習した。 介護士を目指す石岡さんは「簡単に見えても、実際すると難しく勉強になった」、中田さんは「看護師になりたいので、体験を生かしたい」、小村さんは「患者さんの立場になって看護することの大変さが分かった」と話していた。 同病院では16日まで、看護相談・血圧測定(午前9〜11時半)、習字や絵などの展示会を行っている。