飲酒運転 25%が“再犯”/県警まとめ
今年一月から三月末までに飲酒運転で摘発された六百八十一人を対象に行われた県警のアンケートで、回答した四百七十二人(回答率69・3%)のうち、百十八人(25%)が過去にも飲酒運転で摘発されていたことが十三日、県警のまとめで分かった。
県警は「取り締まりは強化しているが、飲酒運転根絶には程遠い。一度摘発されても懲りない人が多い」と指摘している。同時期に県内で起きた人身事故千六百七件のうち、二十九件(1・8%)が飲酒絡みで全国ワースト。死亡事故は八件発生し、二件が飲酒絡みだった。
アンケートでは飲酒運転をした理由について「つい飲んでしまった」が79・7%、「飲んで運転するつもりだった」が20・3%。
飲酒量は泡盛でコップ五杯未満、ビールもジョッキ五杯未満が多く、41・6%が「その程度は大丈夫と思った」と回答した。次いで「仕事に車が必要」が33・5%だった。
摘発の時間帯は「午前四時―同九時」が37・8%と最多。