ミャンマー、タイ医療チーム受け入れへ
サイクロンによる被災者が最大で250万人にも達する見通しとなったミャンマーで、医療チームなど、海外からの人道援助スタッフの入国を拒否していた軍事政権が、友好国に限り、一部受け入れる方針を示しました。 ミャンマーを訪問していたタイのサマック首相は14日、バンコクで会見し、「ミャンマーの軍事政権がタイからの医療チーム受け入れを表明した」と明らかにしました。早ければ16日にも30人規模の医療チームが派遣される予定です。 海外からの人道援助スタッフについては、このほかにもインドや中国など、軍事政権に対し友好的な国に限って受け入れる意向を示していますが、アメリカやEUなど軍事政権に批判的な国からの受け入れは拒んだままです。 EUは軍事政権に対し、援助スタッフの受け入れを改めて迫る方針です。(15日02:34)
|